事例3:また来てほしいMRとは?

ご接待がなくなりMRから受ける直接的なメリットがなくなった今、中身の薄い訪問をするMRとは面談したくないのが正直なところではあるが、何人かまた会いたいと思えるMRがいる。彼らに共通することは一つ、「かゆいところを、こちらが言わなくてもいつでも掻いてくれる」こと。「会話」ができるMRの訪問を切に願っている。

Insta Girls

ポテンシャルの高い得意先に我先にとMRが殺到するが、個々のインパクトは?

接待に代わる医師との関係構築が講演会等で代替しきれていない

心理的に余裕がない訪問をするMRが多く、「会話」ができていない

Insta Boys

Sig

医師との関係構築のノウハウが社内で共有されていないのではないか?

訪問目的が相手によく伝わっていないため、単なる売り込みと感じられている

Insta Travel

会う価値を感じて頂ける面談の実現

優秀MR(数字・行動の両面)の関係構築ノウハウの分析・共有

医師のかゆいところを察する感性を磨き、ヒアリング力を高めること

Insta Fashion

L

得意先ごとの訪問目的)を明確にし、アポイント時・面談時の冒頭に伝える

身近な社内外の優秀MRの着眼点・マインド・行動を徹底的に真似てみる

会話を発展させられる「知識」と「引き出し」の充実を図る

今回お話を伺ったDrは地域1・2位を争う先生ですが、「また来てほしい」と思うMRの共通点を挙げて頂いたところ「会話」が続く事がポイントではないかとおっしゃっていました。半ば「ノルマ化」された訪問軒数・ディテール数に追われているMRが多い中、医師にとって何が本当に役立つ情報で、どうすれば喜んでもらえるか?を真剣に考えているMRの価値は非常に高いと思います。そのために必要な事が訪問目的の明確化(ワンフレーズで落とし込む)とヒアリングなのです。会話を深めDrに競合品や自社品への不満や意見を言って頂ければしめたもの。会話を楽しめるMR活動にLet’s try!

メディカルスキルアップ編集部
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メディカルスキルアップ編集部では、メディカル業界で活躍する次世代プレイヤーが知っておくべき情報をお届けしていきます。

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熱き「ご接待時代」を振り返る

新人配属・担当交代の季節となり、当院にも既に何人か挨拶に来ている。新人さんには必ず自己紹介をしてもらっているが、ありきたりな出身校、 出身地、趣味、特技ではなく「何がしたくてMRになったのか」を話す方もいて今後が楽しみである。しかし、こちらが知りたいのは「医療現場に対して何ができて、何をしてくれるのか」が重要でありギャップを感じている。

事例7 各種調査に対する医師とMRの温度差を埋めるには

新医薬品の発売に伴う市販直後調査や既存医薬品の使用成績調査への協力を求められる機会が多くなった。

「病院実習生の視点でMR活動を斬る!」

にご投稿頂いた内容にコメントをつけてシリーズでお届けいたします。 現役薬学生が医療現場で感じたこと、学んだことを通して皆さまのMR活動にお役立ていただけると幸いです。

「他人ごと」なディテールをするMRに対して思うこと

が増えている印象がある。しかし、訪問そうしてくるMRが軒並み同じような事を言うのでどうも好印象を持つことができない。恐らくMR自身の心がこもっていないからだろう。

「自分(自社)本位」のディテールをしていませんか?

りしている。目の前の患者を何とかしたい一心で治療方針を決め、薬物治療以外のことも考えながら決断をくだすので良い事も悪い事も含め “本当の事”を教えてほしい。